Voice ♯0 始動します。
これまでの教育は、つねに子どもたちにこのように語りかけてきました。「これが世界だ」と。
しかし、すでに答えのある問いの世界だけで教育を語るのは限界に来ています。
私たちは、子どもの側から――つまり、子どもたちの内面のVoiceからはじまる学びを創り、子どもたちと共に答えのない問いに取り組もうとしている教育の実践者のチームです。
子どもたち一人ひとりにVoiceがある。それはもしかしたらとても小さなVoiceかもしれない。そして同じように、子どもの教育に関わろうとする私たち大人にも、一人ひとりのVoiceがある。
自らのVoiceに耳を傾け生きる大人の輪が広がれば、子どもたちのVoiceに耳を傾ける大人が増えるはず。そして子どもたちが自らを信頼し自分のVoiceを育んでいける社会へと変えていくことができるのではないか。
そんな想いから、立場や経済合理性を一旦脇に置いて多様な大人たちが集まり、一人ひとりが内面からの純粋な”声”を発することのできる場を持ちたいと考えました。
《 Voice ♯0 》はそのキックオフベントです。対話の触媒として、映画「Most Likely to Succeed」を鑑賞し、参加者の方々と未来の教育、未来の子どもたち、そして自らのVoiceについて、自由な対話を行っていきたいと考えています。
ぜひ皆様のご参加、お待ちしております!
▼こんな方におすすめです!
・教育の多様なあり方を模索している方
・教育の観点から自身のVoiceに耳を傾けたい方
・こどもとの関わり方を模索している方
・教育の未来を一緒に考え変えていく仲間に出会いたい方
・教育関係者、保護者、学生の方
イベント概要
◆日時:2018年4月22日(日) 13:50 -17:50 (13:30開場)
◆場所:Mistletoe株式会社8F イベントスペース
東京都 港区 北青山 2-9-5, スタジアムプレイス青山 8F (外苑前駅から徒歩2分)
◆参加費:1,000円 (当日会場にて現金でお支払いください)
◆登壇者:
藤原さと、今瀬博、清水将吾、中野修二、服部 景、後藤友洋、照井 翔登 、井上真祈子、小原大樹
※順不同、敬称略
ご支援:FutureEdu Tokyoさま、Mistletoe 株式会社さま、
当日は写真や動画の撮影を予定しています。
撮影した写真や動画は、今後の広報活動に利用する目的で使用することがありますのでご了承ください。
講演開始時にも確認させていただく予定ですが、不都合のある方は事前にご連絡ください。
《 チームメンバー紹介 》
藤原 さと(ふじわら さと)
「良質な探究学習の一般普及」をスローガンに、一般社団法人こたえのない学校を設立。「Learning Creator’s Lab」を主宰。2014年から2017年は米国の教育現場において、実際に公教育の現場に関わるほか、インタビュー・リサーチを行う。
今瀬 博 ( いませ ひろし)
サンフランシスコベイエリアで唯一の共学のギフティッド中学校であるオデッセイ中学にて、10年に渡りギフティッドの子供達を育成する。後に、同校のAssistant Head of School(副校長)になり、サンフランシスコベイエリアでギフティッド教育の普及活動をする。退職後は同校で一緒に働いていたエリン・スターリング氏と日米Feelosopher's Path教育コミュニティーを設立。日本帰国後、ギフティッド啓発活動を始める。
竹村 詠美 ( たけむら えみ )
FutureEdu Tokyo Co-founder / Mistletoe Inc Fellow / Future Citizens 代表。日本最大級イベントコミュニティプラットフォーム Peatix.com のマーケティング責任者やアジア代表を歴任。グローバルビジネスの最前線での経験から、日本の教育環境に憂慮し、2016年6月から FutureEdu Tokyo をスタート。小学生2児の母。総務省情報通信審議会委員なども務める。
清水 将吾 ( しみず しょうご )
日本大学研究員。立教大学兼任講師。日本大学・東邦大学・日本女子大学で非常勤講師を務める。NPO法人こども哲学 おとな哲学 アーダコーダ理事。英国立ウォーリック大学大学院哲学科でPhD取得後、東京大学UTCP特任研究員、特任助教を経て、現職。「子どものための哲学 (P4C)」の対話手法を用いて、哲学カフェ・学校・子ども向けイベントなどで、哲学対話の活動を行っている。
中野 修二(なかの しゅうじ)
トロント大学での留学中に、海外と日本の学生の積極性の差を目の当たりにし、強い課題感を覚える。若い時期から挑戦と失敗を繰り返しながら学んでいくマインドセットが必要だと感じGood Try JAPANの創業に参画。2015年に代表に就任。キャリアコンサルタントとして青山学院大学など、大学の講師も務める。
服部 景(はっとり けい)
米国系コンサルティングファームの経営コンサルタントとして企業の事業戦略や企業理念の検討プロジェクト等に携わる。大学在学中に個別指導の塾講師・家庭教師として子どもたちの学習指導に携わる。生まれた場所・家庭に依らず、子ども達一人ひとりが自身の個性や才能を思い切り発揮できる環境を得ることができるよう、自身が社会にできる貢献の形を模索中。日々のコンサルティング業務の先に、Scalable・Sustainable・Impactfulな教育事業の実行・支援を見据えている。
後藤 友洋(ごとう ともひろ)
インテグラル・ジャパンにて人間の統合的な成長・発達に関する研究と実践を行う。また、国語専門塾に勤務し小1から高3まで幅広い年齢の生徒を対象に作文指導・読書指導を担当。子どもの発達と言語の関係に着目した教育を実践する。現在は21世紀型の教育へのシフトを志向する中学校・高校と連携し、学習支援プログラムを企画・運営する仕事に従事している。
照井 翔登(てるい しょうと)
ファンドレイザー。東日本大震災を機に街づくり分野に参画し、SNSを活用した地域プロモーション事業などに関わる。地域に必要なものは人財だと強く感じ、大学は教育学を専攻。仕事では地域のクラウドファンディングやふるさと納税事業を全国各地でプロデュース。コラーニングスペースを併設したシェアハウスMIRAI TOKYOを運営する他、キャリアの選択肢を増やす塾「前郷塾」の運営に参画。
井上 真祈子(いのうえ まきこ)
家庭を軸に「生きる力」を育む親子のコミュニティ団体「Co-musubi」代表。高校生と小学生、2児の母。ルクセンブルクから帰国後、好奇心・探究心を軸にこどもの個性を尊重し、同時に豊かな人間性を育む教育が日本でもスタンダードになることを願い、母親の立場から教育に携わる活動を開始。現在、年150回以上のコミュニティ内プログラムを立案し実施するほか、保護者のメンターや教育コーディネーターの役割も担う。
小原 大樹(おばら だいき)
ワークショップデザイナー。子どもたちが、自分の好奇心に素直に学ぶ為のサポート活動として、TED×ChiyodaでsのWS、映画×対話の場作りの企画等を行う。現在は、子ども達の本気の自由研究に寄り添う「こどもラボ」を主宰。小学生二児の父。元小学校PTA会長。また、企業における、人材・組織開発のコンサルティング業に従事し「学び続けるオトナ」についての実践研究に関するプロジェクトをリードしている。