年末年始に読みたい!「学び」に関する本12冊(2019-2020年版・後半編)

2019年もあと少しですね。前半編では幼児~高校生のお子様がいるご家庭で一緒に楽しんでいただけるような本をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。後半編では保護者、教育関係者の皆さまが「学び」についての新たな視点を見つけるヒントにしていただけるような本を中心にご紹介します。


子育て、教育の中での「学び」について新たな視点を見つけたい人におすすめ

「生きる力」の強い子を育てる

著者:天外伺朗

単行本: 216ページ

出版社: 飛鳥新社 (2011/11/1)

推薦者:モンテッソーリ4児の父、株式会社ガイアックス ブランドマネージャー 木村智浩

「モンテッソーリはもちろん、もっと自由な教育の実例と研究が盛りだくさんです。 」


センスメイキング――本当に重要なものを見極める力

クリスチャン・マスビアウ (著), 斎藤 栄一郎 (翻訳)

単行本: 368ページ

出版社: プレジデント社 (2018/11/14)

推薦者:匿名

「子どもの教育、習い事をどうするか考える際、枝葉に惑わされず本当に大切なものは何かを考えることができました。」

関連記事:[書評]本質を見極める「センスメイキング」の力


美しい未来を創る子どもたち

著者:公益財団法人 美育文化協会

単行本(ソフトカバー)

出版社: 美育文化ポケット/公益財団法人 美育文化協会 (2019/9/30)

推薦者:匿名

「巻頭座談会のページがよいです。」


アドラー流子育てベーシックブック

Kathryn J. Kvols(著)・塚越 悦子(翻訳

単行本(ソフトカバー):336ページ

出版社:サウザンブックス

推薦者:匿名

「 自己肯定感が高く、自立した人になってほしいと願う保護者は多いと思います。その一方で、保護者自身がその反対の言動や行動を取ってしまうこともあるのではないでしょうか。この本の原題は『Redirecting Children's Behavior』ですが、保護者側の考え方、対応が変わると子どもとの関係性や子ども側にあるかもしれないと思っていた課題が保護者側の接し方の違いで驚くほど変わることがあります。子育ては正解がないと言われていますが、迷った時に子育てのガイドラインとなる要素が沢山詰まった一冊です。アドラー心理学と、モンテッソーリの考え方も随所に見られる、子育てに迷うまたは指針が欲しいという方に寄りそう一冊です。 」


自分自身の「学び」について考えたい人におすすめ

マイ・ストーリー

ミシェル・オバマ (著), 長尾 莉紗 (翻訳), 柴田 さとみ (翻訳)

ハードカバー: 600ページ

出版社: 集英社 (2019/8/23)

推薦者:こまちむつこ

「ミシェル・オバマがどうしてあのように聡明に育ったのかが窺えました。 」


孤独と共感 脳科学で知る心の世界 (別冊日経サイエンス230)

著者:日経サイエンス編集部

大型本: 132ページ

出版社: 日本経済新聞出版社 (2018/12/13)

推薦者:きょろちゃん

「共感は学習の場における鍵概念です。」


Regenerative Leadership: The DNA of life-affirming 21st century organizations

Giles Hutchins (著), Laura Storm (著)

ペーパーバック: 368ページ

出版社: Wordzworth Publishing (2019/7/1)

推薦者:越境リーダーシップ プロジェクト Founder 三浦 英雄

「自然の叡智に寄り添い、システム変容を誘う、内なるリーダーシップの在り方を呼び覚ます本です。」


直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN

著者:佐宗 邦威

単行本(ソフトカバー): 272ページ

出版社: ダイヤモンド社 (2019/3/7)

推薦者:匿名

「降ってくる妄想をカタチにしたい自分へ、いつかじゃなくこれからすぐに、という気持ちになる。」


ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

著者:山口周

単行本(ソフトカバー): 352ページ

出版社: ダイヤモンド社 (2019/7/4)

推薦者:ファンファンラーニング 株式会社 山中裕斗

「 教育のあり方を模索する機会や環境に恵まれているのは一部の保護者・教員だけのような印象を受けます。 その大きな理由のひとつに、時代前提や方向感が共有できていないこと、がある気がするのです。 どういう時代になっていくのか?を共有できれば、 あるべきHOW(どんな学びがよいか?)は、それぞれが自律的に考えればいいように思う。 この本は、時代前提の共有に一役買ってくれるのではないかと思い、選びました。」


腐女医の医者道! 私も子どもたちも大きくなりました!編

著者:さーたり

単行本: 144ページ

出版社: KADOKAWA (2019/7/26)

推薦者:こまちむつこ

「すべての何もかも中途半端になってしまう…というのはフルタイムワーママの多くが抱える悩みですが、悩み過ぎずできることを着実に歩みを止めず頑張ろうと励まされました。」


LIFE DESIGN(ライフデザイン)――スタンフォード式 最高の人生設計

ビル バーネット (著), デイヴ エヴァンス (著), Bill Burnett (著), Dave Evans (著), 千葉 敏生 (翻訳)

単行本: 320ページ

出版社: 早川書房 (2017/9/7)

推薦者:一般社団法人FutureEdu代表理事 竹村詠美

「先が読めない世の中を不安に感じるのではなく、冒険心を持ち主体的な選択の元生きていくことが、子どもにとっても良いロールモデルとなります。その主体的人生設計のツールセットとしてオススメの一冊です。 」


海外の子育て、教育

The Danish Way of Parenting written by Iben Dissing Sandahl & Jessica Joelle

Jessica Joelle Alexander (著), Iben Dissing Sandahl (著)

ペーパーバック: 208ページ

出版社: TarcherPerigee (2016/8/9)