Most Likely to Succeed の自主上映会主催方法及び鑑賞方法について (2021年2月5日更新)
個人として鑑賞する方法:
Vimeo というこちらのサイト(英語のみ)から、レンタルおよびストリーミングでの鑑賞権を買取の形で映画を鑑賞して頂くことが可能です。
お支払いはクレジットカードのみとなります。個人としての鑑賞の利用のみとなりますので、ご注意下さい。
上映会を開催する方法:
その1 - FutureEdu との共催で上映会を実施する
FutureEdu との共催という形で、上映会を開催頂くことが可能です。
(9/12/20更新)
現在オンライン上映会の開催も可能となりましたので、ご希望の方はその旨お申し込みフォームにご記載ください。オンライン上映の場合は、48時間以内に各自で鑑賞いただけるリンクをお渡しする形になります。
我々は非営利有志活動として、この映画の日本での普及による、子供達の未来のために必要な学びや教育についてのダイアローグの活性化を目標とおります。趣旨にご賛同頂き、一回の上映をまず考えていらっしゃる方には、共催という形で協力させて頂いております。共催での上映会については、我々が使っているディスカッションガイドや資料を共有させて頂きます。この方法での開催をご希望の方は、こちらのフォームからお申し込み下さい。開催日は、お申込日から10営業日以降でお願いいたします。また、お問い合わせの場合は、ページ下部の問い合わせフォームからお願いします。
共催の場合は、おおよそ開催日の3営業日前までに、DVDを送付させていただきます。
その2- 米国のサイトに注文する
映画のDVDもしくはストリーミングライセンスはこちらからお申し込みいただけます。発注の代行を希望される方は、こちらのフォームからお申し込みください。オンライン上映を米国サイトに直接依頼いただく事も可能です。
その3 - 他のライセンスホルダーと共催する
具体的なご紹介はできませんが、教育機関で、DVD を購入済みの団体が増えております。地域の教育機関とローカルコミュニティで共催をされ、より多くの方にご鑑賞いただくのも有効な手段だと思います。但し、学校ライセンスの場合は、校内の無償上映会でのみ上映が可能で、一般ライセンスも上映箇所毎のライセンスとなりますので、お気をつけください。不明な場合は、米国のサイトにお問い合わせをお願いいたします。
ここからは、一般の参加者も含めた形での会場における自主上映会の開催にあたり、事前の準備が必要な項目についてお伝えします。参考になれば幸いです。
1)会場の設定:
上映に必要な機材:
DVDの再生機材と、プロジェクターと映像を投影するスクリーン(もしくはテレビなどのモニター)、スピーカー
席の配置:
ディスカッションを上映後行う場合、50名以下程度での開催をお勧めしますが、字幕は画面の下部に水平に流れますので、後ろの方も字幕が見える配置のご検討をお願いします。
会場の場所:
複数回上映を検討される場合は、同じ会場であれば追加のライセンス費用がかからないライセンスもございます。その点も考慮した場所の選定をご検討ください。
2)上映会の目的の設定:
本作品は、多岐にわたるテーマのディスカッションやワークショップが可能な作品です。我々は、マルチステークホルダー(主に大人)を対象とした上映会を開催しておりますので、その参加者の多様性を反映したダイアローグの場をせっていしております。逆に、学内での教員研修や、保護者のみの集まり、学生を対象とした上映会と、参加者によっては、よりテーマを絞り深掘りした議論をされることをおすすめします。開催の前に、上映会の目的と、それにそったディスカッションのテーマ設定を考案されることをお勧めします。
3)参加者集め
クローズドな上映会の場合は、参加者のスケジュールに合わせた日程を設定してお知らせを流す形で大丈夫ですが、一般応募型の上映会の場合は、目標参加者のレンジ(例:20−50名など)を策定し、上映会の告知を広く行われることをお勧めします。我々の経験でも、多様な参加者がいると、議論にも幅があり、新たな気づきにつながることが多いです。
イベントの告知において、我々が通常使っているのは以下のサービスです。
Facebook イベント(お友達の口コミ効果が期待できますが、ドタキャンも多いので、参加者の数の予測精度を上げたい場合には、お気をつけください)
Peatix.com (事前に参加者にアンケートを取りたい場合や、参加費の支払いのあるイベントの管理に便利です。またドタキャン率が無くなる効果もあるので、Facebookイベントでの告知も、最終参加登録はPeatixにしています)
メールマガジンの告知 (誘導先は登録サイト)
他にも、管理の仕方の好みに応じては、Google フォームなどのフォーム、Eメール、コクチーズなどのセミナー登録サイトも活用できると思います。Eメールでの参加のやり取りは、煩雑で間違えが起こりやすいのでくれぐれもお気をつけください。
4)飲食の有無について
上映会とディスカッションを行う場合、最低3時間、じっくり話し合うのであれば4時間以上での設定をお勧めします。
その場合、映画が90分となりますので、時間帯に応じては、お弁当を出す、食べながらディスカッションをするなど、頭の活性化や、雰囲気をなごませるための、飲食の導入を工夫されることをおすすめします。我々は通常平日夜の開催の場合、オプションで食事がとれる形にしております。また参加費をいただいておりますので、その中でちょっとしたお菓子やお飲み物をお出しするようにしております。
5)ディスカッションについて
ディスカッションのテーマ設定だけでなく、議論盛り上がるための工夫を事前に考えられることをお勧めします。例えば簡単なアイスブレイクを入れる、テーマ別に、なおかつ知りあいが一緒にならない形に座ってもらう、身体を少し動かすなど、いろいろな方法はあるようです。我々もまだまだ勉強中ではございますが、ディスカッションのチーム分けをする過程や共通の関心テーマがあることで、毎回とても議論が盛り上がっております。
6)アンケートの準備
我々は、参加者の満足度や、気になったポイントなどを知るために、イベント後のアンケートを行っています。上映会後にアンケートの記入率を上げるためには工夫が必要です。ディスカッションの前に書いてもらう、出口に人が立って、アンケートの提出をお願いするなど、アンケートをとられたい場合は、回収率を上げる工夫をされることをおすすめします。また記入に関しては、3分程度で終了する内容に収めること(A4裏表以内)をおすすめします。
7)当日の運営
上映会の規模にもよりますが、30-50名程度の上映会の場合、最低4名、可能であれば6名程度で当日の運営をされるとスムーズです。
例えば我々が実施する場合は以下の役割をざっくりと持っています:
受付・写真撮影 2名
MC・ディスカッションファシリテーター 1名
環境設定(上映にまつわる音響など。)1名 <= 会場の方がこちらはご担当いただける場合や、受付と兼務のこともあります
他には、場所によっては会場誘導、椅子の配置やゴミやマテリアル(模造紙やペン)などの管理、ディスカッションの進行サポートといったお仕事もあります。イベント後の椅子の配置などは、参加者の方にもお手伝いただくことも多々有ります。人数規模が多い時は、会場誘導や受付、ディスカッションのスタッフの配置にお気をつけください。
またディスカッションをされる場合は、必要なマテリアル(例:ペン、ポストイット、模造紙など)の準備をお忘れなきようお気をつけください。
8)イベント前日とイベント後の連絡
イベントの多い昨今、登録されていても、スケジュールを忘れてしまう方もいらっしゃいます。イベントの前日にはリマインダーメールを出させることをおすすめします。会場の場所がわかりにくい場合は、地図や、入り口の目印の写真などを添付されても親切だと思います。Peatix を使われた場合は、登録者全員に前日にお知らせメールは飛ぶ設定になっております。
また上映会が終了した後に、参加者にお礼メールや、コミュニティへの継続的な関わり方などを連絡されるのもよいでしょう。特に参加者が絞られた形での上映会の場合、ネクストステップがコミュニティとしてあると素敵ですね。
9)イベントレポートの作成
継続した会を検討される場合は、上映会の様子やそこからの学びなどをまとめたイベントレポートを作成され、今後の参加者の方々への参考ページを作られるといいですね。我々はブログ形式のサイトとFacebookページを運用しております。